小平市障害者団体連絡会(小障連)主催の小平市議会議員との懇談会、12月当会家族相談会を通じて

家族相談会では相談者の困りごとを聞いた後問題解決になればといろいろとアドバイスをいたします。その際家族の直面している大変さがまず先に立ってしまい、当事者自身のことを後にしていないだろうかと。


市議との懇談会で小障連からレクチャーした中に、

「『障害』の考え方・障害者福祉の考え方の抜本的変化」という項目があります。そこでは、

2011年以前の考え方:「障害」は本人の問題、「健常者」に近づくことが大事。決めるのは医者や先生、施設の職員。(医学モデルと称される。)

2011年からの考え方:「障害」は受け入れる社会の問題、一人ひとり違う人。「ピープルファースト」(社会モデルと称され、国際的にスタンダードな考えになっている。)


それで思い出されるのは、7月の「精神障害者家族教室」での高森先生のお話です。

とりわけ、いただいたー家族の方へーのP1~P2に書かれていること。

あなたは私にとって大切な人、宝物だと伝えましょう。(親の基本的な思いです)

とともに図解の障害(生きづらさ)を抱えている当事者に対して、

「生きているだけで立派です」と接する。

これらをいつも忘れずに家族相談会に臨みたいと思っています。



小平市けやきの会

小平市けやきの会(通称:けやきの会)は精神に障がいを持つ人の家族が、病気を理解し回復と社会復帰を願って1972年(昭和47年)に結成した家族会です。